築く銭湯

築く銭湯とは

プロジェクトの全体統括と、空間デザインを一貫して行うことで「銭湯つきアパート」のモデルを構築します。戦後復興を支えてきた、銭湯+風呂なしアパートですが、これからは別の役割があるはずです。
銭湯のとなりで行う、暮らしの実験(=クリエイターの同居、二拠点居住)と、空間づくり(=宿泊部屋、まちの集会室・縁側)を通して、現代における「銭湯×共同住宅」の関係を考えます。

なぜやるのか

全国の空き家や、衰退した街の再生に携わるなかで、建築をつくることは、ヒト・モノ・コト・ジカンなど、様々な「関係性」を再考し、カタチにすることだと感じます。
お世話になっている小杉湯のとなりに、空きアパートがあること、常連にクリエイターが多いことを聞き、この企画を思いつきました。
新しい関係性は、新しい景色を生みます。「所有」より「所属」が重視されつつある時代における空間像を模索したいと思います。

加藤 優一

YUICHI KATO

建築家・パブリックプランナー/公共R不動産

1987年山形生まれ。東北大学博士課程単位取得退学。2011年より復興事業を支援しながら、自治体組織と計画プロセスの研究を行う。2015年より現職にて、建築の企画設計やまちづくり、公共空間の活用、本の執筆編集等に携わる。

近年の活動:2011 語らいカフェ、家まっちProject代表、新・港村ArchiAid展代表(空間デザイン賞ノミネート作品)/2012 基礎自治体復興支援(公共施設の設計者選定支援、住民ワークショップ、官民合同会議等)

主な論文:2013 東日本大震災における自治体の計画策定手法に関する研究(大林財団奨励研究)、2014 復興に向けた自治体の組織体制の構築(学術講演会若手優秀発表)、2016 空き家ビジネスと観光まちづくり、エリアリノベーション(馬場正尊と共著)